2018年にUSCPA(米国公認会計士)を受験される予定の方必見!
AICPAから2018年4月1日から試験環境が変化するとのアナウンスが出ているので、今回はその変更点について、まとめてみたいと思います。
Contents
変更点その1:モニターが23インチHDに変更
23インチHDへの変更に伴い、インターフェイスが大きく変化します。従来のモニタより画面が一回り大きくなり、解像度がHDにあがるため、より快適に試験が受けられるようになります。
左側がResponseエリア、右側がWorkspaceエリアで、Responseエリアでは従来通り、テスト問題の解答し、Workspaceエリアでexhibitの表示ができるようになります。

変更点その2:Microsoft Excelが使用可能に
Written communication以外でMicrosoft Excelが使用可能になります。Excelは自動保存され、テストレット内で横断的に使用することが可能です。
数式(足し算・引き算・掛け算)、関数(IF等)、ソート、フィルターなどの機能は使えるようです。ただし、一部の機能はセキュリティ上、使えないようですね。
以前のスプレッドシートは、試験では全く使う機会はありませんでしたが、Excelは人によっては重宝するかと思います。僕は普段からパソコン上でメモを取ったりするタイプなので、電卓の代わりにメモを取りながら、Excelで計算したりできそうです。

変更点その3:Exhbitの表示がよりユーザーフレンドリーに
Exhbitがworkplaceエリアで個別表示、カスケードレイアウト、タイルレイアウトができるようになりました。個人に的には、これが一番ありがたい変更点ですね。
従来のスプレッド表示は、使い勝手が最悪で画面切り替え操作でかなりのタイムロスをしていましたが、これで大きく改善されました。
<カスケードレイアウト>

<タイルレイアウト>

変更点その4:ハイライト機能
Exhbitの特定箇所に下記のように、マーカーでハイライトする機能が追加されました。この機能はExhbitの内容のみにハイライトが可能で、MCやTBS本文にはハイライト機能は使えませんでした。

その他:マイナーなレイアウト変更
細かいところですが、従来から、ボタンの位置やレイアウトが変わっています。フラグをつける位置など左上の少しわかりにくい位置に変更となっています。
操作してみるとフラグがかなり押しにくいですね(笑)
個人的には、以前のレイアウトの方が使いやすかったような気が・・・

Authoritative Literatureについても、下記のようにレイアウトが変更になっています。これは参照するドキュメントを選ぶ際に、かなりわかりやすくなっています。
僕は試験本番で、参照するドキュメントを間違えて、時間を2、3分ロスしたことがありましたが、これなら間違えないですね。

最後に
2018年4月1日以降にUSCPAを受験される予定の方は、一度、以下のサイトをチェックしておきましょう。
また、AICPAのリリースしている公表サンプルでも上記の変更点の確認ができますので、併せて確認しましょう。尚、Excelは、公表サンプル内では使用できず、自分のパソコンのExcelを使用することになります。
2018年4月1日より新しい試験環境にプロメトリックセンターで適用されるので、これから受験を控えている人はあえて、4月1日以降にスケジュールしてみるのも良いかと思います。
